NTTナンバー・ディスプレイサービスの非通知拒否機能の費用とメリット・デメリット
NTTでは、かけてきた相手の電話番号が表示されるナンバー・ディスプレイサービスを提供しています。電話に出る前に相手の電話番号が分かるので、知らない番号からかかってきた場合には留守電で対応することができます。
また、留守にしていた場合でも着信履歴が残っているので、誰が電話をかけてきたか一目瞭然なのでとても便利です。
オプションとして非通知拒否機能をつけると、非通知の電話を拒否することができます。勧誘や詐欺など迷惑電話をシャットアウトできるので、とても便利なサービスです。
ただし、国際通話や公衆電話などからかかってきた場合には、非通知でも着信します。災害などで公衆電話を利用する場合もあるでしょう。
そのため完全に迷惑電話をシャットアウトできない場合もあります。ナンバー・ディスプレイサービスの費用は、住宅用の場合月額料金400円あるいは600円がかかります。工事費は1つの回線当たり2000円となっています。
NTTナンバー・リクエストサービスの費用とメリット・デメリット
NTTで提供しているサービスには、ナンバー・リクエストサービスもあります。電話番号を通知せずにかけてきた相手に、電話番号を通知して掛け直すように音声メッセージで伝えるサービスになります。
自分が非通知で電話をかけていることを知らない相手に対して、音声メッセージで非通知であることを伝えてくれるので知り合いでも行き違いが起こりにくくなります。
勿論、非通知で迷惑電話をかけてくる相手に対しても撃退する効果があります。ナンバー・リクエストサービスは、ナンバーディスプレイサービスかナンバーアナウンスサービスに加入している人を対象としています。
そのためナンバーディスプレイサービスの費用が必要になります。ナンバー・アナウンスは受話器を上げて「136」をダイヤルすると、かかってきた電話の日時と相手の電話番号を音声で知らせてくれるサービスでした。2019年の11月に新規申し込みを終了し、2024年にはサービスも終了する予定になっています。
NTT迷惑電話おことわりサービスの費用とメリット・デメリット
NTTでは、迷惑電話おことわりサービスも提供しています。これは同じ番号から繰り返しかけてくる迷惑電話に対して効果的です。
迷惑電話を受けた直後に電話機で登録操作を行うことで、また同じ番号からかかってきたら自動的に応答できないというメッセージで応答するサービスになります。
最大で6個の電話番号を登録拒否できるプランと最大で30個の電話番号を拒否できるプランがあります。迷惑電話おことわりサービスの費用は、プランによって異なります。
最大で6個まで登録拒否する場合には、住宅用も事務用も月額料金が600円必要となります。最大で30個まで拒否する場合には、月額料金は700円かかります。工事費はどちらも2000円となっています。
迷惑電話を確実にシャットアウトできるのがメリットですが、違う電話機から次々にかかってきてしまうと数が足りなくなってしまうこともあります。登録拒否したい電話番号が多いと向かないかもしれません。
NTTの電話番号変更工事の費用とメリット・デメリット
迷惑電話がかかってくるのが多過ぎるので、電話番号を思い切って変更したいということもあると思います。NTTでは迷惑電話で悩まされている人や間違い電話を防止したい人に対して、電話番号変更工事を受け付けています。
変更後の番号は、電話帳には記載されません。104で案内されることもないので安心です。工事にかかる費用は、1回線当たり2500円(税抜き)となっています。番号を変更してしまえば、迷惑電話を全てシャットアウトすることが可能になります。
ただし、職場や学校、金融機関などに登録してある電話番号を全て変更しなければいけないので、大きな手間がかかります。事務手続きを怠ってしまうと肝心な時に連絡が取れないこともあります。
また、新しい電話番号が迷惑電話をかけている業者に漏れてしまうと、また迷惑電話がかかってくるという事態にもなりかねません。電話番号を伝える際には、信頼できる人に限るなどの対策が必要になります。
NTTの無料相談(116)を利用する場合(事前準備)
NTTでは、加入している電話について無料相談を受け付けています。固定電話からは「116」を利用すればつながるようになっています。携帯電話のフリーダイヤルでも利用することができます。
無料相談を利用する場合には、どのようなことに困っているのかを具体的に伝えることが大切です。一から全て説明しようと思うと、話が長くなって要点が良く分からないといったこともあります。
今現在、どういう状況なのかを正確に把握することが重要になります。また、具体的にどうしたいのかも合わせて考えておくようにしましょう。それから現在加入しているプランやサービスについても確認しておくようにしましょう。
迷惑電話をブロックするサービスに加入する場合、加入しているプランによってオプションサービスの料金が異なることもあります。
ご家庭に設置してある電話回線の名義が誰になっているのかなども確認しておくのがおすすめです。契約した際の書類も用意しておくと話がスムーズにいきます。