ビューカードがコンビニATM利用できない理由
一般的なクレジットカードはコンビニATMで使えますが、それに対してビューカードには利用できないというデメリットがあります。
したがって、手数料無料という大きな魅力はありますが、よくコンビニに行く人は不便に感じる可能性があるので注意しましょう。
利用できないからといって、個人の契約内容やATMの使用方法に問題があるわけではありません。使えない理由は明白で、コンビニATMのシステムはビューカードに対応していないからです。
提携しているのは銀行だけとなっている点が一般的なクレジットカードとは大きく異なっています。つまり利用者にはどうしようもない問題ですが、あえて利用者側に原因があるとすなら、事前にそのことを確認しなかったことが挙げられます。
このような状況なので、どんな工夫をしても使用するのは不可能というのが実情になっています。この先コンビニと提携する可能性がないとはいえませんが、少なくとも当面はコンビニは対象外となっています。
ビューカードが使えるATM「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)とは
ビューカードは「VIEW ALTTE」というATMで使用できるようになっています。こちらは駅に設置されているのが大きな特徴で、カードの設定や提携している金融機関の預金の引き出しなどが可能です。
その他にもいろいろな機能が搭載されていますが、インターフェースが使いやすく、基本的には画面の指示に従って進めていくだけで目的を果たせます。一般的なATMの範疇を超えており、ICカードのチャージにも対応していますし、オートチャージの設定なども手軽に行えます。
年中無休でサービスを提供しているので、駅が利用できる時間帯であればいつでも利用が可能です。仕事が忙しい人でも、通勤経路の途中で利用できる点が高く評価されています。
ただし、手続き内容によっては23時までの扱いとなっている点には注意しなければなりません。また、利用料を前払いすることも可能なので、後払いのクレジットカードの利用に抵抗がある人にもよく利用されています。
ビューカードが使える提携銀行ATMと利用時の注意点
銀行のATMを利用できることはビューカードの強みの一つですが、使用するにあたり注意を必要とする点もあります。もっとも大切なのは提携銀行を把握しておくことです。
とはいえ、30近くも提携しているので困ることは少ないでしょう。そのなかには三菱UFJ銀行や三井住友銀行といったメガバンクもありますし、楽天銀行のようなネットバンクも含まれています。
取り扱いの時間については、各銀行の営業時間が関係してくるので注意が必要です。営業時間外でもATMが使えるところであればビューカードも利用できます。
ただし、年末などの金融機関の取引が停止する時期は、その他の時期と同様の利用はできない場合もあります。詳細を知りたい場合の問い合わせは、それぞれの銀行に直接行わなければなりません。
また、各銀行が設定している手数料を支払う必要があることも覚えておきましょう。営業時間外と時間内で金額が異なるところも多いので気を付けなければなりません。
どっちが便利?ATM比較(VIEW ALTTE・提携銀行ATM)
VIEW ALTTEと提携銀行のどちらを利用すべきか迷う人もいるでしょう。住まいや勤務先の場所、ライフスタイルなどが影響してくるので、一概にどちらが良いかは判断できません。
たとえば、首都圏に住んでいて毎日電車を利用するなら、前者のほうが圧倒的に使いやすい可能性があります。なぜなら、VIEW ALTTEのATMは首都圏をメインとして、JR東日本のいろいろな駅に置かれているからです。
したがって、休日に駅でよく待ち合わせをするような人にも向いています。それに対して、よく買い物に行くスーパーの近くに提携銀行があるという主婦なら、後者のほうが利用しやすいと考えられます。
銀行に行く用事が多い人もこちらのほうが便利かもしれません。ただし手数料のことまで考慮するのであれば、多少離れた場所にあっても前者を利用するのが得策です。しかし、もっとも賢いのはどちらかに限定することなく、状況に合わせて使い分けることでしょう。